失踪日記>無理矢理チベットつながり
あー、社会人になって17年目の春が回ってくる。
「今日のしごーとはつらかったー。あとは焼酎をあおるーだけー」って歌が40年位前にあったんですね。「山谷ブルース」てんだそうですが。
私も焼酎はあおるんだけど、どうせ、つらいシゴトなら、「ここから消えたい」てのがないですかー。
で、実際に失踪体験したのが吾妻ひでおの失踪日記。漫画家で私の世代ならいささかの感慨とともに思い出すかも。
トシとともに描けなくなり、突然連載を投げて失踪でホームレス、そのあと警察に見つかってウチに連れ戻されるけど、また失踪で、たまたまガスの配管工に。その後も家に戻るけど、今度はアル中で精神病院送り。
詳しくは、竹熊健太郎氏のBlogでどうぞ
これはマンガとしても完成度高く、また、スローライフというか、先行きふと行き詰ったなぁ、と考える瞬間がある世代
にも、こうすりゃ生きていけるのかとのガイドブック(>なるのか)にも。
そこまでは踏み切れない私は夏休みと正月休みに、職場には「前人未到の魔境で連絡はできませんから、あとよろしく」と言い残してチベット文化圏通いしてますが。
実際のところ、ラサあたりならネットカフェでメールチェックなんて簡単。携帯も成田空港のレンタル携帯(中国仕様の)でばっちり。
ここをみていただいている方向けには、チベットでプチからロング失踪したい方への時間つぶしカイド。
・ラサからカイラス徒歩:ドイツだかのカメラマンの実体験聞き取り(>そういうのがいた) 歩いて3ヶ月
・カムからカイラス五体投地:ラサで親戚のおじさんがとかで聞いたところでは五体投地で3年
そして、もっと長いところでは、
・現世から悟りの境地:98年のダライ・ラマ東京講演での私のメモと記憶で。
そこに至る簡単で安直(Cheap)な方法があるんでしょ、教えてくださいなんてことをよく聞かれるが、そんなものはない。自分はそんな質問を聞くのはもう沢山だ(I am fed up with this kind of question)!
悟りへの道は簡単ではなく、輪廻を数回経てもたどり着けるか判らない。
>やっぱりラクな道ってのはないんですね。自分が頼りってことで。
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