名古屋チベット寺院記事(読売)
これまで各所で話題の名古屋のチベット寺院について、読売新聞の中部Verで記事がでました。こちらで。
すでに、長田さんの「チベット式」で指摘があるように、「ポタラ宮殿」の中には「大昭寺」はありません。全く別の場所。
あえていえば、記事の中にある「世界遺産」に着目すれば、世界遺産としての認定は「ポタラ宮の歴史地区群」(Historic Ensemble of the Potala Palace,Lhasa)で、その「地域群」のところでジョカン(大昭寺)とノルブリンカが含まれるということで。
ま、明らかな間違いだけど、多分訂正は出ないだろうなぁ。
ポタラの中にある寺院といえば、ナムギャル寺院で、第3世ダライ・ラマによりデプン寺に当初置かれたものがポタラに移転。現在はダラムサラに移転。写真はここから拾いました。
あと、「日本初のチベット仏教僧院」は、広島の文殊院が名乗りを既に挙げているところ。
いずれにせよ、時として誤解されることもあるチベット仏教の正しい姿を、是非名古屋で広げていっていただきたいものです。
【注記】3/20に世界遺産の記述を一部修正しました。
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