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2005.05.30

報告:「チベット旅行入門」

5月28日(土)に、風の旅行社主催の長田幸康さん飯田泰也さんの「チベット旅行入門」の講演会に行きました。

東京のお台場の国際展示場が会場でした。バカでかい建物でした。

長田幸康さんの講演は、さすが手練れのワザというか、これまでのチベット旅行歴を基にしたチベットの風景や人との出会いをスライドを交えて淡々と紹介していくというものでした。

といってもよく判らんでしょうから(笑)、長田さんサイトに掲載されているのでは、ラサのとげ抜き地蔵とか、最近できたファストフード店とか、あとはナムツォの紹介がありました。

飯田さんの講演はチベット仏教についてということで、「オムマニペメフム」の真言の意味とかチベット人にとっての巡礼の意味とかでしたが、時間切れで予定した分のかなりを紹介できなかったということで内容は今後ホームページに掲載するとのことでした。

会場は50人以上は入る会議室でしたが、満員でした。

で、立派な講演会でしたが、ひとつ気づいたことを。
風の旅行社のスタッフの方が司会を務めておられましたが、その方はチベット仏教の僧侶の衣装を着て司会をしてました。

チベットの雰囲気を出すためのコスプレだと思うけど、本来出家していない人が僧衣を着ること(=僧侶のマネをすること)はどうかなぁ、と。

ゲシェー・ラプテン「チベットの僧院生活」(平川出版社)によれば、僧侶の衣服は全てに輪廻の苦しみの止滅と涅槃の喜びを求めるという仏教的な意味合いがあるとのことで、僧衣を着ることでその意味を理解していくことも求められているんだとか。単にカッコの問題じゃないってことですね。

ま、戦前には出家していないのに僧侶と偽ってチベットに潜入した西川一三氏(参照:秘境西域八年の潜行 抄)のような例もありますが。

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2005.05.28

当面のちべもの番組

当面のチベット関係TV番組。

5月30日(月) 26:10-26:20 NHK-BS2
「世界の屋根 チベット紀行」
→見てお分かりの通りのミニ番組

6月5日(日) 25:11-27:12 NHK総合
「大黄河・悠久の旅」少数民族の天地
→何回も深夜で放映されているもの。青海省の黄河源流地域

6月7日(火) 20:00-21:55 NHK-BS2
映画「キャラバン」
→ヒマラヤでのキャラバンの風景。

6月8日(水) 11:30-13:30 BSジャパン
「マン・メイド・ワンダー」
→再放送です。ポタラ宮が出てきます(15分くらい)。
4月のダライ・ラマ法王訪日の際にも再放送されたもの。

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2005.05.25

特別編:たい者(バンコク驚愕編)

のんびりしてたラオスから一気に飛行機でタイはバンコクへ。

さすがにここじゃチベットに縁はないなぁ、次はやはりチベットに行こうかなと考えてました。vendor

で、ホテルのソバにあるスクムビット通りの露天をぶらぶら見てると、Tシャツ屋でなぜか雪獅子のチベット国旗のFree TibetのTシャツが。

で、このFree TibetのTシャツ、製造元は「Marijuana」(マリファナ)となってました。

確かにこの店で並んでる他の商品はなぜか”マリファナ解放”とかばっかりでした。
こんなのと一緒にしてほしくないぞ。

それでこのTシャツはMade in Thailandでした。
さすがにMade in Chinaじゃないか>ひょっとしたらと期待してた。

昔、アメリカのチベット関係グッズのカタログをみてたら、Om Mani Padme Humマグカップの広告の下にThis Product is made in USA.とか、でかく書いてあったりしました。
そりゃそういうのが中国製じゃカッコつかないですよね。

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2005.05.22

特別編:らお者(ビエンチャン探索編)

ラオス編その2thatluang
ルアパバンの後は首都ビエンチャンへ
飛行機はプロペラで、乗ってるのはほとんど外人観光客。定時運行でした。
ビエンチャンって評判はイマイチですね。理由はずばり「何もない」
ま、見所はラオス最大の寺院タート・ルアン(写真)とルアンパバン同様のメコン河くらいで。

じゃ、そこまで何しに行ったかというと、世界の国の首都といわれる街で信号機がない街はブータンのティンプーとラオスのビエンチャンだけ、というウワサは本当かを見にいったということで。

bhutan62ブータンの首都ティンプーでは実際に信号は見当たらず、通りでは交通整理のおまわりさんが活躍してました。写真はティンプーの大通りNorzin Lamの風景かと。写真は借り物です。

で、ラオスのビエンチャンでは残念ながら郊外のタート・ルアンに行く途中に信号がありましたが、街中(市内中心部)には信号なし。というか舗装さえされてない道をバイクが爆走してました。vientiane

ま、今回は3泊4日でルアンパバンとビエンチャンを回るという強行短期日程でしたが、ラオスよかったです。
のんびりできたし。メコンの夕日とウマいビア・ラオてのもナイス。    

papラオスは一応社会主義国なんですよね。あののんびりさ、人の少なさは中国とは大違いだ。

 特に中国のチベット自治区とかの街と比べて、心落ち着く理由を考えてみて、単に人が少ないとか、暑い国だからのんびりしてるとか以外に、ふっと思い至ったのは、ラサとかでは嫌でも目につく、こういうふうに制服着てのし歩いてる人種があまり目に付かないことかな(写真は中国の武装警察)。

無論、ラオスでは寺院については、政府の宗教省の管理下にあり、仏典もラオスの社会主義の立場に合うように「編集」しているとか、仏教の伝道がマルクス主義の原則に沿うようにしているだとか、教義の勉強の中には政治教育が入ってるだとか(出典:Lonely Planet "Laos"(4th ed.))、まぁ、どこか世界の別の場所で同じような話を聞いてますが、そうはいっても、政治的にどうなろうがラオス人の心から仏教を追い出して社会主義に転換させるのは不可能だった、てのも同じようなもので。

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2005.05.21

特別編:らお者(ルアンパバン巡礼)

いまさらながら、という話ですが、5月の連休はラオスに行ってきました。
久々の東南アジアもいいものです。

バンコクからラオスの古都ルアンババーンへ。街全体が世界遺産なんだそうです。
street

しかし、暑季でもあり日中の最高気温40度近くにもなり、がしがしと歩き回るにはつらい。写真はメインストリートの風景。ラオスの京都みたいなものというのを事前に聞いてましたが、大きい通りはこれ1本だけ。基本的に人はいない街。どだい街中にいるのは外人観光客ばっかりで、地元で観光客相手の商売している人以外は日中はウチで寝てるみたいです。ネコもやる気はありません(笑)。
neko

beerlao

てことで、速攻テラスでビールというヤル気のないモードに。ラオスのビールのビアラオは実にウマイ

 

夕方になりいささか涼しくなると街のお寺へ。お寺の内部の写真をごらんになればわかるように、やはりチベット同様、金キラキン。というか、日本のお寺が枯れすぎているのかもしれないですね。buddha

街中同様、お寺もがらんとしており、これは巡礼が押し寄せるチベットのラサとは随分と印象が違いました。

 

で、ラオスといえば、何はなくともメコンの夕日。sunset

(続く)

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行事:チベット旅行入門

風の旅行者さん主催で

「チベットの達人が語る チベット旅行入門」

event

主催者側発表(笑)では↓

風の旅行社の夏のチベットツアーでもご活躍のチベットの達人・飯田泰也氏、長田幸康氏をお招きし、チベット旅行の入門編と題してスライドを交えてお話いただきます。聖地といわれる大地とそこに暮す人々を紹介しながら、チベット文化なども紹介いただきます。

◇日 時:2005年5月28日 土曜日  開場10:30 開演11:00
◇会 場:東京ビッグサイト703会議室

要事前申し込み。
詳細は こちら

ついでに6/11には大阪でも同様のイベントありだそうです。

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2005.05.19

ちべものTV

5月22日(日) 10:05-11:00 NHK総合
BS秀作選「中国の絶景・シャングリラ」

5月11日にBSで放映されたものが地上波でも、というところでしょう。
場所は雲南省迪慶チベット族自治州シャングリラ県あたり。

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2005.05.18

記事:悠々チベット巡礼の食

asahi.comから。

記事はこちら
冒頭は↓
 

新中国誕生後は各民族の「平等と団結」を国是としてきたが、なお漢族には少数民族に対する優越意識が抜きがたく存在する。

 中国の料理書では少数民族の「食」をほぼ扱わない。中国料理といえば、あくまで漢族中心の概念だ。最近の北京には地方料理店がどんどん誕生するが、チベット料理専門店というのはあまり聞いたことがない。

 ラサなど現地でも、これぞチベット料理といったものは発見しにくい。せいぜいが煮た羊肉の塊を手でちぎって食べる野性的な料理や、風干しした羊や牛の肉料理といったものだ。

ま、確かにチベット・グルメツアーてのは難しいかも。
・厳しい自然+仏教的死生観もあるんで(魚食べないとか)、食材にバラエティーがない
・高地で沸点が低いので何でも生煮え
あたりが原因かも。

で、記事に北京にはチベット料理店はあまり聞かないということでしたが、私が在勤してた3年前前には、最近投石でボコにされた日本大使館のソバにMakye Ameというチベット料理店がありました。ラサのバルコルにある店の分店だとか。

結構繁盛してました。そこに連れて行かれた方(私が連れて行ったんですが)の体験記はこちらの02/01/09の日記をどうぞ。

で、この加藤さんの「以食為天」ですが、既に加藤千洋の中国食紀行"として単行本になっているのの再録です。他にも中国全土の料理を扱っており、結構面白いです。

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2005.05.13

本:多民族国家 中国

書名:岩波新書 多民族国家中国
著者:王柯
taminzoku

著者は東トルキスタン関係の研究で著名。
中華文化の「多民族的」性格については、その形成期には漢族ではなくむしろ周辺の異民族の支配者だったことから、「中華文明は周辺の人々を排除するのではなく、受け入れて共存共栄することを正当な政治権力の象徴する文化となった」、ことから中国がチベットや東トルキスタンの独立を絶対に認めないのは、近代政治学的な近代国家と領土との関係だけではなく、「中国国民にとって周辺の民族が中国に見切りをつけることは支配者の資質が問われる問題でもあり、他門族国家体制を維持できるかどうか、つまり「中国」が成り立つかどうかという根本的な問題にもかかわっている」(PP212-213)というのが出発点。

歴史的な展開から中国共産党統治下での少数民族政策の展開に加えて、チベット仏教やイスラムを中心とした宗教の関係や、国際政治の中での「チベット問題」、「東トルキスタン独立運動」など、概括的にまとまってます。

チベット関係の解説は、日本での先行研究の成果も取り入れているんでしょうが、多くは中国の文献に因っているとの印象。また、、当然のことながら「中国」からの視点であって、チベットからみてどうだったのかというのは分析の枠外になるんでしょう。無論、チベットにおいて近代的な「国民国家」意識が存在していたかどうかはさらに分析の対象なんでしょうけど。

やはり、チベット関連といえば毎日新聞との法則はその通り(笑)で、4月10日に山内昌之先生による本書の書評が掲載されてました。そのもっと詳細な書評はこちらを。

で、へぇと思った記述をいくつか。

・チベット亡命政府の代表団が82年4月と84年10月に北京を訪問し、85年にはダライ・ラマが一時帰国すると伝えたため、中国政府はダライ・ラマ14世の故郷である青海省当彩村に廟堂付きの行在所を建て直し、道路も舗装した。(pp195-196)(本にはその写真も掲載されています)

→そこまで準備してたとは知らなかった。ま、ラサのポタラ宮にってことは想定してなかったんでしょうね。中国共産党としてはチベットに共産党を超える権威が存在することを認めないと暗に言ってるんだと。

・新聞報道では青海省では「鳥葬」を行おうとしてもタカが遺体を食べなくなった。近代化がすすみ、残留農薬や食品添加物の大量摂取で化学物質がたまっているためではないか。(pp170-171)

→なお、この本では「鳥葬」を魂が抜けた後の遺体を「布施」するものと正しく記述してます。中国だと鳥葬を「天葬」と書いて、魂を鳥に託して天に運んでもらうとかの間違った解釈が多いんで。

・中国政府は「チベット独立」は話し合いで解決しようとしているが新疆の独立(東トルキクスタン独立運動)は断固として取り締まろうとしている。(p199)

→お立場により言いたいことがある方は多いんでしょう(笑)。ただ、前にも書いたことがありますが、中国政府としては、ダライ・ラマ法王の対外活動は「宗教活動目的で政治活動はダメ」とのラインであれば、あとはちゃんと抗議したもんねというアリバイ作り的対応になってるが、東トルキスタン関係は何が何でも絶対ダメとか言ってくるそうです。聞いたハナシですが。

で、オタクチェック
・「チベット仏教の総本山デープン寺」、ダライ・ラマ幼年期の摂政を出すラサのリンシ(四林寺)が「レティン寺、クンデリン寺、ツォモリン寺、ディトゥク寺」(p97)とかあります。

前者は何かヘン。あえて言うならジョカン寺(写真)じゃないのかな。
 jokhang
後者はクンデリンとツォモリン以外はツェチョリンとテンゲリン。そもそも末尾が「リン」のお寺が4つあるから「リンシ」なんだけど。レティン・ゴンパはラサにはないし。あとのディトック寺てのは?

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2005.05.10

当面のチベットもの番組

5月11日(水)   23:00-23:55 NHK-BS2
「中国の絶景・シャングリラ~聖なる山の理想郷」

多分03年12月にNHK-Hiで放映されたものの短縮版かと。
その当時は2時間番組でした。

5月13日(金)27:20-27:50 NHK教育    
「夏・チベットを行く」

何度も放映されている環境映像。

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2005.05.08

チベット観光イメージ大使

中国語では「西蔵旅游形象大使」。要はチベット観光のイメージキャラとして、各種宣伝活動に参加ってらしいです。

まぁ、ズバリ言えば、おじさんがよろこぶミスコンですね、。

昨年夏から応募者を募り、11月に予選が開催され、ラサ、シガツェ、ツェタン、ナクチュ、チャムド、ニンチ(林芝)、アリからの予選通過者30人が決定。その後、今年5月のチベット自治区成立40周年記念活動の一環として、さる4月28日、ラサで決勝コンテストが開催されたそうです。

応募資格は主催者によると、中国国籍を有するチベット族。15-30歳で身長165cm以上の女性。人柄・ルックスともナイスで、チベット語と漢語が流暢で、ついでに、「チベットを熱愛し、党の指導を擁護し、政治的な経歴に問題なく、公共活動に熱心で・・・」、と以下、ミスコン目当てのおじさん方には全くどうでもよさそうなことが列挙されているんで略。続きを知りたいという奇特な方はこちらを

チベット自治区以外にも四川、雲南、青海とかチベット文化圏からも問い合わせ殺到だったそうですが、主催者側発表+漢語的誇張表現で当社比300%増とみた。

tibtravel コンテストではチベットの民族衣装で登場。それぞれが舞踊、歌とかの披露のほか、旅行知識クイズとかもあったとか。

副賞は、中国民航提供の成都ーラサのタダチケット、自動車のほか、チベット自治区内の観光スポットの終身無料パスなど。ポタラ宮とかに一生タダで入れるお墨付きってことでしょうか。そんなもの持って行っても、「こんなもん知らん」で入口でモメるだろうなぁ。

で、こちらがチベット観光イメージ大使グランプリに輝いた昂旺(王京)杰嬢。ラサ出身。チベット名だとガワン・チュギャルなのかな。

OCT

何か、スケートで活躍した伊藤みどりさんに似てんのかなと。どうでしょうか?

ちなみに、昨年10月の予選では、やっぱりカノジョがNo.1だよね、といいたいのか、こちら→の方の写真が報道ではやたら流れてました。どうもカメラ目線+ポーシングがばっちりすぎ。ミスコン荒らしとでも思われて、惜しくもグランプリを逃したのか。

どうも素人の方々が「思い出づくりで」とか「友達が勝手に応募しちゃってぇ」とか(>今でもそういうのはあるのか)じゃなくて、子供の頃からチベット薬品のポスターの広告モデルだったとか、北京のモデル会社にスカウトされたことがあるとか、プロもしくはセミプロ級の方々が参加してたみたいです。

で、チベット自治区では、初のミスコンてことでしたが、5年前に中国民航西南分社(当時は中国西南航空)がチベット族スチュワーデス募集の時にも、今回ミスコン同様、自信のあるおねえさん方から結構問い合わせがあったんだとか。

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2005.05.06

チベット関係ニュース

ネットで拾ったニュースから

1.ラサーカトマンズ直行バス

カトマンズを5月1日に出たバスは3泊4日かけて5月4日にラサに到着。

で、ネパール側からのバスで気になる中国ビザの発給ですが、まだよく判らないようです。

ネパール側の運行を担当するSajha Yatayatがビザのアレンジもしてくれるとの報道もありましたが、どうもネパール人だけみたいな報道もあり。

チャレンジャーの報告を待ちますか。

2.チベット・ラサの観光スポット(西蔵信息中心)

ポタラ宮の入場券は1日2000枚限定。早朝から行列ができてるそうです。NORBU

ノルブリンカ(写真)は現在改修中。対外開放は6月30日再開予定

3.インド・ラダックと中国側国境再開の検討(phayul.com)

インドのジャンムー&カシミール(J&M)政府は中央政府に対してインド・ラダックのDemchok(写真)にある中国側国境の再開放を求めていく模様。

demchok これは観光、交易やカイラス・マナサロワールへの巡礼を拡大するためのもので、昨年7月にJ&M政府内部で検討され、再度中央政府に提起するもの。

確かに、Demchokからは中国側のタシガンを抜けて西チベットの拠点であり、カイラス巡礼の出発点ともいえるアリまでほんの少しの距離です(地図上では、ですが)。

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2005.05.05

最近のラサ

GW、いかがお過ごしでしょうか?
最近のチベットのラサ関係ニュース。ネタもとは西蔵信息中心です。

1.ラサーカトマンズ直行バス
 ラサを4月29日に出た第一便は5月1日17時にザンムーの国境に到着だそうです。
その出発式の写真がありました。
LHASABUSやはり、旅立ちにはカタ(白い布)はお約束てことでしょうか。
無理矢理結びつけたみたいな印象ですが。

ネパール側からは5月1日朝7:30発。国境の橋でラサ側発のバスとカトマンズ発のバスが出会うてな演出だったそうで。

2.チベットの天気
日本でもこの時期は連休ですが、中国も5月1日メーデー(労働節)期間ということで1週間ぶち抜き休み。また中国本土からの観光客が殺到みたいですが、あいにくチベットは曇+雨・雪がちだそうです。

3.ラサのゴミ対策
ラサでは、環境保護のために、5月から使い捨てのビニールの買い物袋や発泡スチロールの食器(ホカ弁の容器みたいなものですね)の生産、販売、使用が禁止されたそうです。

そういえば、昨年夏にラサの大きなスーパーでは買い物袋は既に有料だった気がします。

ラサは一応こういう形でゴミ問題に取り組みだしたようです。将来なし崩し的に・・・というこの手の話のいつものパターンをたどらないように期待。

ダライ・ラマ法王も環境問題を熱心に説かれてますが、お膝元のインド・ダラムサラでは、プラスチックのゴミが大量に山の斜面に放置されていて、悪臭がすごかった記憶があります。Googleで検索してみると、ダラムサラのゴミ現場の写真がMark Moxonさんという方のサイトにありましたので、拾ってきました。 氷河みたいだけど、これが全部ゴミ。schrodingers_cat1

聖地の雰囲気ぶちこわしだったなぁ。

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