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2005.05.18

記事:悠々チベット巡礼の食

asahi.comから。

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冒頭は↓
 

新中国誕生後は各民族の「平等と団結」を国是としてきたが、なお漢族には少数民族に対する優越意識が抜きがたく存在する。

 中国の料理書では少数民族の「食」をほぼ扱わない。中国料理といえば、あくまで漢族中心の概念だ。最近の北京には地方料理店がどんどん誕生するが、チベット料理専門店というのはあまり聞いたことがない。

 ラサなど現地でも、これぞチベット料理といったものは発見しにくい。せいぜいが煮た羊肉の塊を手でちぎって食べる野性的な料理や、風干しした羊や牛の肉料理といったものだ。

ま、確かにチベット・グルメツアーてのは難しいかも。
・厳しい自然+仏教的死生観もあるんで(魚食べないとか)、食材にバラエティーがない
・高地で沸点が低いので何でも生煮え
あたりが原因かも。

で、記事に北京にはチベット料理店はあまり聞かないということでしたが、私が在勤してた3年前前には、最近投石でボコにされた日本大使館のソバにMakye Ameというチベット料理店がありました。ラサのバルコルにある店の分店だとか。

結構繁盛してました。そこに連れて行かれた方(私が連れて行ったんですが)の体験記はこちらの02/01/09の日記をどうぞ。

で、この加藤さんの「以食為天」ですが、既に加藤千洋の中国食紀行"として単行本になっているのの再録です。他にも中国全土の料理を扱っており、結構面白いです。

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