ラサのショトゥン祭
ラサでは8月4日にショトゥン(ヨーグルト祭)が開幕。僧侶は夏の間お寺にこもって修行する期間がありますが、それが明けての打ち上げみたいなものでしょうか。
ブッダが悟りを開く過程で苦行したが、やはり苦行は意味がないとわかったところで、村の娘がブッダにヨーグルトを差し入れたてのにちなんで、という話、だったかな。
デプン寺では恒例大タンカの開帳が行われました。写真は西蔵信息中心から借りてきました。
北京駐在の日本人メディアのチベット訪問ツアーもこの時期にあわせて行われたようです。
記事として、共同通信が流してます。記事の冒頭は
チベット最大級の仏画公開 ラサの寺で伝統の夏祭り【ラサ(中国チベット自治区)4日共同】中国チベット自治区ラサ郊外の哲蚌寺(てつぼうじ)で4日、チベット民族の伝統的な夏祭り、雪頓節(せつとんせつ)が始まり、チベットで最大級のタンカ(チベット仏画)が山の斜面に公開された。
”哲蚌寺(てつぼうじ)”てのはデプン・ゴンパ。”雪頓節(せつとんせつ)”てのがショトゥンになります。
チベット語を無理やり漢語にあてて(哲蚌:Zhuhfeng、雪頓:Xuetun)、さらにそれを日本語読みするからワケがわからなくなってますね。
記事の全文はたとえばこちら。(岩手日報)。
このデプン・ゴンパの大タンカ開帳はチベットの夏の観光の目玉になりつつあり、今年はチベット自治区成立40周年でもあり、ラサ市政府も大タンカ開帳にあわせてラサ訪問の大プロモーションキャンペーンを実施。ま、たとえば経済交易商談会とか美食祭とか、いかにもありそうなお手軽企画ばっかですが。
内容の詳細をみたいという奇特な方はこちら(英語)。
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