« チベットは電気マニ車の夢をみるか | Main | 記事:ブータン仏教から見た日本仏教 »

2005.09.01

報道:チベット自治区40周年

毎日新聞サイトから

チベット:成立40周年 中国、ダライ・ラマの批判控える

 【北京・飯田和郎】中国のチベット自治区が成立して1日、40周年を迎えた。区都ラサで2万人が参加し記念式典が開催され、賈慶林全国人民政治協商会議主席が40年間の経済発展の成果を強調した。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(70)は、インド北部で亡命を続けるが、中国当局は14世のチベット帰還に向けた交渉を続けていることもあり、表立った14世批判を控えた。

続きは こちら

過去の自治区成立記念式典での北京派遣の中央代表団について、新華社での報道をみると

今回は賈慶林・中国政治協商会議主席が中央代表団長。共産党では政治局常務委員で序列4位。

10年前の1995年の30周年では呉邦国副総理が団長。当時はまだ政治局員。

20年前の1985年の20周年では胡啓立・共産党中央書記処書記が団長。政治局員。
このときには全国人民代表大会の副委員長として先代パンチェン・ラマも団員として同行。

30年前の1975年の10周年では団長の記述なし。別のサイトの記録では、華国鋒副総理だったそうですが。何で消した?89年6月の天安門事件で失脚した胡啓立は残っているのに。

40年前の1965年の成立記念式典では十大元帥の一人、陳毅副総理が団長。

だから何なんだというトリビアでした。

|

« チベットは電気マニ車の夢をみるか | Main | 記事:ブータン仏教から見た日本仏教 »

Comments

これまでの中央代表団団長の中で、今回の賈慶林がいちばんランクが高いってこですね。それだけ「中国のチベット」を強くアピールしたいっていう意気込みの表れでしょうか。

胡啓立は天安門事件で一旦失脚した後、電子工業部長としてプチ復活したのでセーフなのかも。それでも華国峰だけ出てないのはおかしいですよね。彼も確か15期までは中央委員だったような気がしますし。

あと、85年の代表団の副団長で李鵬が出ていますが、さすが20年前だけあって若いですよねー。

Posted by: ryohei@iTibet | 2005.09.01 10:37 PM

一応常務委員出したてのは初めてというところで。
80年代以前だとみんな中山服てのも素直に感動するところですね。

Posted by: ちべ者(管理人) | 2005.09.02 12:01 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 報道:チベット自治区40周年:

« チベットは電気マニ車の夢をみるか | Main | 記事:ブータン仏教から見た日本仏教 »