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2005.09.30

週刊ココログ・ガイドにのりましたがっ!

このサイトがお世話になってる大家さんのNIFTYの「週刊ココログ・ガイド」の今週号にこの「ちべ者」が掲載されてました。こちらで。

tib で、紹介文にいわく、

チベットにはまっている“あさだ”さんによる現地情報集。日本で手に入るチベットエリアの商品、チベット関連のテレビ番組情報が充実しています。

ま、TV情報はともかく、「日本で手に入るチベットエリアの商品情報」てのは・・・。

書籍は色々紹介してますが、それが商品情報かなぁ・・・。

チベット神秘のパワーストーンとかチベットラマ僧の奇跡の秘薬とか、そういう類のは一切やってませんので、念のため。

チベットてたってフツーの人が生きてるところですからね。そうそう奇跡だの秘術があるわけじゃない。

あーあ、シゴトがラクになって、休みがもらえるチベットパワーストーンとか、大ザケ飲んでも翌朝は二日酔いナシでOKなラマ僧の奇跡の秘薬とかどっかにないもんかねぇ・・・・。

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2005.09.27

ダライ・ラマ法王フィギュア発売

ドイツのおもちゃメーカーが、去る7月6日のダライ・ラマ法王の誕生日記念で、9/26発売。
コレクターズ・アイテムとして999体限定発売。体長46cm。お値段は165ユーロ(22500円)。
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ネタ元:payul.comのこちら(英語)。

連絡先はわからないけど、買いたいって人は・・・・。多分、いねぇな、てことで別にいいですよね。(^^;。

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2005.09.26

TV追加(9/26本日!)

09.26(月) 22:45-24:00 NHKーBS1
「きょうの世界」のなかで、「変わる秘境ラダック」が放映予定。

番組サイトはこちら。

ヒマラヤの山々に囲まれたインド北部のラダック。厳しい自然環境の中で、人々がひっそりと暮らす秘境として知られてきたが、去年秋、民間のコンピューター
研究機関がコンピューターを使えるIT広場を設置し、子供たちの間に変化が表れている。一方、文明が流入する中で、チベットの文化を色濃く残すラダックの
伝統文化や自然環境を守ろうと5千人のグループが活動を続けている。ラダックの今を尾原記者が現地取材。

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2005.09.25

05年9月ー10月前半くらいまでのTV番組

当面のチベット関係TV番組。
適宜改定します。

○「風間トオルの大冒険!中国・幻の桃源郷」
09.29(木)21:00-22:54 TV東京
番組宣伝サイトはこちら

雲南省の世界自然遺産「三江並流」地域だそうです。

○「リトル・ブッダ」

10・06(木)00:45-03:05 NHK-BS2
1993年制作の映画。

概略は、たとえばこちら。冒頭は。
米国シアトルに住む9歳のジェシー・コンラッドは、父ディーンと母リサと共に暮らす典型的な現代っ子。ある日、一家の前にラマ・ノルブほか4人のラマ僧が訪れた。ノルブは、ブッダの魂を受け継ぐと言われた尊師ラマ・ドルジェが9年前に他界したこと、そしてジェシーこそ、その生まれ変わりであると告げた。

○「大黄河悠久の旅 少数民族の天地」(再放送)
10.07(金)02:00-03:01 NHK教育

何回も再放送されてます。青海省の黄河源流あたり。映像は20年位前のもの。

○「Non-FIX 男一代菩薩道~インド仏教の頂点に立つ男~」(再放送)
10.08(土)03:56-04:51 フジテレビ

チベットものじゃないですが、インドの仏教の現状について興味があれば是非どうぞ。
番組サイトはこちら

○「アジア・知られざる道を行く」
天空の大パノラマを行く 青海・チベット国道2000km

10.12(水)20:00-21:50 NHK-Hi

青海省西寧からチベット自治区ラサまでの青蔵公路を行くということらしいです。

○「知るを楽しむ この人この世界」(再放送)
10.12日2:00~2:25 NHK教育
夢枕 獏が語る”河口慧海 カタブツだからできたこと”

番組サイトはこちら

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2005.09.23

チベット銅鑼エステ?

日本航空系で台湾線を運行する日本アジア航空のTVのCMで「銅鑼エステ」てのがでてきます。
写真をキャプチャしましたが、全体はこちらの「癒し編」にて

dora

銅鑼(英語だとTibet Singing Bowlというんだそうですが)をごーんと鳴らして、それをカラダに当てて、というどこがどうカラダにいいのかよく判らんのですが、これが台湾では「チベット銅鑼エステ」と言われているらしいです。

台湾の台北で体験可能。サイトはこちら(台北ナビ)とかこちら(旅々台北)で。

dora-2


台北ナビのサイトで紹介されているお店にある「チベットグッズ」だけど、太鼓は日本のじゃないのかな。
チベットの太鼓てと、右の写真みたいなものかと。dora3

(写真の出典は西蔵信息中心のこちら

このネタを教えていただいた方、ありがとうございました。

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2005.09.19

再放送:新シルクロード 青海

18日(日)に放映されたNHKスペシャル「新シルクロード 第7集 青海天空をゆく」ですが、既に再放送決定。

9月20日(火)24:40~25:40 NHK総合

となります。

ついでに、9月17日付で書いた本番組の記事の補足。

番組で文成公主が「チベットに初めて仏教をもたらしたと伝えられている」としていることについて。
チベット仏教の姿を考える上では、むしろインドからの影響が大きかったと考えるべきではないかと思います。
たとえば、Wikipediaの記事は こちら
jowo_jokhang_i

番組の解説だけ聞いていると、何となくチベットの仏教は中国が発祥みたいにも聞こえますが、それはどうかなと。
無論、今ラサで巡礼が押し寄せるジョカン(大昭寺)の本尊のシャカムニ像(Jowo Rinpoche、写真)は文成公主が持ってきたものというのも事実でしょうし、ソンツェン・ガンポ王を観音菩薩の、文成公主を白ターラーの、ネパールからのティツィン王妃を緑ターラーの化身と考えられているそうですが。詳しくはこちら(佛教大学小野田先生のサイトへ)

この番組については長田幸康さんの「チベット式」でもツッコミが入っているので、こちらもどうぞ。

まぁ、イマドキ、マスコミの言うことは全て真実と正義だっ!、と信じてる人もいないだろうし、難しいところはどうでもいいという向きには、青海湖の風景はきれいでしたよ、と。

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2005.09.17

TV:「新シルクロード 第7集 青海・天空をゆく」

放映は明日9月18日(日)21:00- NHK総合です。
nii

番組の宣伝では、

青海省の省都・西寧(せいねい)から広大なツアイダム盆地に入り、青海湖を経て西に進み、アルチン山脈を越えてタクラマカン砂漠の西域南道・米蘭(ミーラン)に至る青海の道は、平均標高が3500メートルを越える「天空のシルクロード」

既にNHK-Hiで12日(月)に先行放送されてます。てことで、事前視聴ガイドでも。

○最初に
チベットについて、昔は中国サイドからは吐蕃(とばん)と呼ばれてました。”とばん”が今のTibetの語源になったと聞いた気がしますが、出典は忘れました(^^;。

で、その吐蕃と青海省の覇権を争っていたのが吐谷渾

○最初は青海省西寧。それから青海湖へ。

 青海湖が唐と吐蕃(チベット)の対立の場であり、そこに文成公主が唐から吐蕃へ政略結婚させられたことになります。

で、番組では文成公主により「チベットに初めて仏教がもたらされたと伝えられています」と言ってます。

田中公明「活仏たちのチベット―ダライ・ラマとカルマパ」(春秋社)によれば、チベットに最初に仏教が伝来したのは、文成公主が結婚していたソンツェン・ガンポ王(?~649)の5代前の王様の時代なんだそうですが。

 現在の中国では、政治的視点から文成公主が中国本土との架け橋となり、チベットに何でもかんでも持ってきた、みたいに高くもちあげるみたいです。最近のチベットのラサの観光ガイドでは文成公主を「初めての来蔵幹部だ」と説明してるんだとか。
(参照:シンジルト「チベット高原学会の会場外にみるチベット社会の素顔」) 
 
○青海湖を抜けて都蘭(海西モンゴル族・チベット族自治州)

村人はたたりをおそれて誰も近づかない古墳(熱水大墓)があるというので、そこに行くんですが、中国の観光ガイド(「青海」(中国大百科全書出版社、2004)では「熱水吐蕃墓葬群」という項目があって、ばっちり行き方も書いてあります。街からジープのチャーターで150元。観光シーズンには管理人がいて、入場料10元。管理人のガイド付きなんだそうです。

○ゴルムドからさらに西へ

このあたりはモンゴル族の小さな村が点在。チベットでおなじみの木も生えていない、厳しい山みちをひたすらうねうねクルマが行きます。

てことで、チベットの雰囲気があるのは前半くらいでした。

地図は国立情報学研究所がこの番組と連動して掲載している「貴重書で綴るシルクロード」の青海部分に掲載されているものです。かなりマニアックですが。こちらに。

で、上記でリンクしたシンジルト氏(一橋大学社会学部)は番組の監修者として、最後に名前が出てました。モンゴル人で、青海省のモンゴル族の研究をされている方のようです。

上記リンク先の「チベット高原学会の・・・・」は、学会のエクスカーションでラサから西チベットに向かった際、川にはまったランクルの処理をめぐっての漢族とチベット族のメンタリィーを考察した秀逸な論考でした。
私なら、「あーやっぱり漢人とチベット人って仲悪いよな~」で終わってしまうところですが。
こちらもじっくり御覧いただければと。 
 

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2005.09.14

オトナの事情?:TIN休会の報の翌日に

昨日は英国のチベット情報NGOのTibet Information Networkが資金不足で休会というのを流しました。

で、今朝、ドイツに新たなチベット情報のNGOとしてTibetInfoNetというのが新たにできたのでよろしく、というメールが、休会したはずのTINのメーリング・リスト(ML)から流れてきました。

案内文にいわく、TibetInfoNetは、
・今年夏にTINが閉鎖しそうだというので、それにあわせて創設され。
・これまでTINを支えてきた支援者や情報提供者によって支えられ、TINが休会した後の空白を埋め、独立性と中立性の理念で運営される、
・しかし、TibeInfoNetは、全く新しい組織でTINとは法的にせよそれ以外にせよ如何なる関係もない。
・近日中にサイト http://www.tibetinfonet.net/ を立ち上げる。

ということでした。

確かに9月頃からTINのMLでTibetInfoNetのTibet News Digestというのが流れていて、これはTINの新企画かと思い込んでましたが、その頃から資金面で危なかったTINの後継組織ができてたんでしょうか?

しかし、TINの休会のお知らせも「正式な後継の組織は何もないと強く述べておきたい」と書いており、今回のTibetInfoNetも「TINとは法的にもそれ以外にも何も関係ない」と書いているのは、何か不自然な。オトナの事情でもあるんでしょうか?

TIN

TIBINFO

今回のお知らせもTINのMLで流れているし、両者のロゴもそっくりだし。
両者は関係ないって言われても・・・・・。

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2005.09.13

報道:天空のチベット(連載)

日本経済新聞の夕刊1面で「大中国 城市変幻 第9部 天空のチベット」の連載が始まりました。ネットには掲載されていないようです。

NIKKEI
第1回目の今日はラサ。写真はカラーのポタラ宮。

「ダライ・ラマ14世?彼のことを軽々しく口に出さない方がいい」---。ラサの繁華街の一角で、土産物屋の店主が言った。

とかいう、お約束のやりとりもあり。
ま、聞かれる方も迷惑だろうけど、これを聞かないと記者も商売にならんでしょうからねぇ。

内容は夏の恒例の中国外交部主催の在北京外国人記者のチベット自治区ツアーでの訪問箇所になるんでしょう。それがどういうものかは、過去ネタにしました。こちらを

てことで、青蔵鉄道建設現場とかが今後出るんでしょう。

しかし、チベットねたじゃないですが、日経新聞も肝心の中国の経済ネタは、たまに唖然とするヨタ記事が1面トップぶちぬきで、でかく載ったりします。

最近の例ではこのあたりを。

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TINが資金不足で休会

後記;この記事については9月14日付でこの後の状況を記事にしました。こちらで。

英国のNGOで現代のチベット情報を流し続けてきたTibet Information Network(TIN)ですが、今朝、メーリングリストを通じて、「資金不足のため休会する」との連絡が流れました。

1980年代後半から、内外のチベット人ネットワークを通じたチベット自治区内部のクオリティーの高い情報を流し続けていて、一時期は「自由チベット協議会」から日本語の翻訳も作成され、提供されていました。

今はネットで色々な情報が取れますが、10年前はほとんどこれがチベット自治区に関する唯一の情報源ということで、よく新聞にも引用されてました。

とにかく残念です!

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選挙:チベット議員連盟はどうなる?

9月11日の衆議院総選挙は自民党の圧勝で終わりました。
で、このサイトの関係だと、チベット問題を考える議員連盟”の関係者ですが。

代表世話人の牧野聖修(民主、静岡1区)は落選

名前をクリックすると牧野氏のサイトに飛びます。サイトのトップにはFree Tibetのデモ行進やダライ・ラマ法王と会見する風景が写ってるくらい気合が入ったチベット・サポーターでしたが。
で、このサイトのメニューで「活動報告」の2005.07.08「ダライ・ラマ法王との出会い」講演のところで

特に、モンゴルでダライ・ラマ法王と会った後、帰国途中の北京で二晩続けて夢にダライ・ラマ法王が現れたこと、ダラムサラで謁見した際に日本での議員連盟の結成を依頼されたこと、議員連盟を結成したとき、中国と取引のあった会社を経営していた地元の後援会長がチベット議連をやるなら会長を辞めると言ってきたことなどを紹介し、中国の圧力を恐れて多くの政治家が表立ってチベット支援の活動ができない中で、誰かが先頭に立って風圧を受け止めなければ前進しない、という覚悟でチベット問題に取り組んでいることを語りました。

とありますが、今回は、中国からの圧力とかじゃなくて(多分・・・)、地元での支持母体が分裂しちゃったのが原因みたいです。選挙前の記事はこちら

前回の総選挙は2003年10月28日公示でしたが、選挙戦の最中、牧野氏は10月31日のダライ・ラマ法王訪日の歓迎レセプションに来てたんですよね。

当時は、選挙期間中に地元ほっぽり出して、それでも東京までダライ・ラマ法王に会いに行くか!と驚きました。当時はそれでも当選だったけど、やはり今回は地元事情+逆風でダメだったんですかね。

で、事務局長の五十嵐文彦(民主党。埼玉9区)も落選

ついでにGoogleで検索してみて「チベット問題を考える議員連盟」に所属とか書いている国会議員関係者について、

小西おさむは自民党(滋賀2区)だったけど、郵政で反対票を投じて刺客を送られ落選。

・今年4月のダライ・ラマ法王来日の際に議連のメンバーとして面会した宇佐美登(民主、東京4区)も落選

落選ばっかですが、当選の例としては、

・HPに「チベット問題を考える議員連盟所属」と書いている後藤田正純氏(自民、徳島3区)は、女優水野真紀の亭主として有名になりましたが、今回も当選

ま、チベット問題を考える議員連盟も所属国会議員50人とか言ってたけど、ネットで検索した限りでは他にはよく判りませんでした。

実際には議連としての活動は、牧野氏が前面に立ってたという印象があるだけに、今後どうなるんでしょうね?

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2005.09.12

改定:05年9月期チベットものテレビ

○「テレビ寺子屋」フジTV系列
9月~11月(放送時期は各地域でばらばら) フジテレビ系列
チベット人女性歌手 バイマ・ヤンジンさんの講演
・「天に一番近い大地 チベット」
・「チベットから嫁に来た歌姫」

「知るを楽しむ この人この世界」
09.12(月) 22:25-22:50 NHK教育
夢枕 獏が語る”河口慧海 カタブツだからできたこと”

再放送 9月19日(月) 5:05~5:30
再々放送 10月12日(水)2:00~2:25

○「ヒマラヤに架ける橋」
09.17(日) 17:00-18:00 BS-i 
ネパールの山村に橋をという作家根深誠氏の悲願
舞台はネパールのドルポ。
3度目くらいの再放送

活動のご紹介はこのサイトでも。こちら

○「新シルクロード」第7集 青海・天空をゆく
09.18(日)21:00-21:53 NHK総合

番組サイトの宣伝は
青海省の省都・西寧(せいねい)から広大なツアイダム盆地に入り、青海湖を経て西に進み、アルチン山脈を越えてタクラマカン砂漠の西域南道・米蘭(ミーラン)に至る青海の道は、平均標高が3500メートルを越える「天空のシルクロード」。

○「風間トオルの大冒険!中国・幻の桃源郷
09.29(木)21:00-22:54 TV東京

雲南省の世界自然遺産「三江並流」地域だそうです。

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2005.09.08

雲南省チベットエリアから松茸

近所のスーパーで中国産松茸が特売でした。4本入で580円。

中国で松茸が取れるところというと、雲南省のチベット文化圏の香格里拉(シャングリラ・迪慶チベット族自治州)あたり。ここの中甸市内には松茸総合交易市場というのもあります。

それで、迪慶自治州としては外貨獲得の手段として松茸だ、てことで、今年8月から、中国南方航空によりシャングリラ~広州~日本の大阪の松茸輸出直行航空路を設置したんだそうです。
シャングリラから大阪まで21時間で松茸をお届け、だそうで。

原文はこちら

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2005.09.05

記事:ブータン仏教から見た日本仏教

7月13日にここのサイトでご紹介した今枝由郎著「ブータン仏教から見た日本仏教」(NHKブックス)についてです。

9月4日の毎日新聞で養老孟司先生の書評が出てました。
冒頭は、

◇この国に欠けた普遍性を求めて

 この本の表題だけを見ると、ずいぶん特殊な話題を扱っていると思うかもしれない。

 ブータンはヒマラヤの南面にある、四国と九州を合わせたほどの小さな国で、人口は七十万あまりだという。仏教は盛んで、高僧がしばしば「生まれ変わる」、チベット仏教の国である。

 そういう仏教から見た日本仏教というのは、ずいぶん変わった、限定された特殊な話じゃないか。そうではない。じつはこの本は、真の仏教とはなにか、それを生涯賭けて追求した著者の自伝であるとともに、現代日本仏教批判でもある。

続きは こちら

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2005.09.01

報道:チベット自治区40周年

毎日新聞サイトから

チベット:成立40周年 中国、ダライ・ラマの批判控える

 【北京・飯田和郎】中国のチベット自治区が成立して1日、40周年を迎えた。区都ラサで2万人が参加し記念式典が開催され、賈慶林全国人民政治協商会議主席が40年間の経済発展の成果を強調した。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(70)は、インド北部で亡命を続けるが、中国当局は14世のチベット帰還に向けた交渉を続けていることもあり、表立った14世批判を控えた。

続きは こちら

過去の自治区成立記念式典での北京派遣の中央代表団について、新華社での報道をみると

今回は賈慶林・中国政治協商会議主席が中央代表団長。共産党では政治局常務委員で序列4位。

10年前の1995年の30周年では呉邦国副総理が団長。当時はまだ政治局員。

20年前の1985年の20周年では胡啓立・共産党中央書記処書記が団長。政治局員。
このときには全国人民代表大会の副委員長として先代パンチェン・ラマも団員として同行。

30年前の1975年の10周年では団長の記述なし。別のサイトの記録では、華国鋒副総理だったそうですが。何で消した?89年6月の天安門事件で失脚した胡啓立は残っているのに。

40年前の1965年の成立記念式典では十大元帥の一人、陳毅副総理が団長。

だから何なんだというトリビアでした。

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