記事:ブータン仏教から見た日本仏教
7月13日にここのサイトでご紹介した今枝由郎著「ブータン仏教から見た日本仏教」(NHKブックス)についてです。
9月4日の毎日新聞で養老孟司先生の書評が出てました。
冒頭は、
◇この国に欠けた普遍性を求めて
この本の表題だけを見ると、ずいぶん特殊な話題を扱っていると思うかもしれない。
ブータンはヒマラヤの南面にある、四国と九州を合わせたほどの小さな国で、人口は七十万あまりだという。仏教は盛んで、高僧がしばしば「生まれ変わる」、チベット仏教の国である。
そういう仏教から見た日本仏教というのは、ずいぶん変わった、限定された特殊な話じゃないか。そうではない。じつはこの本は、真の仏教とはなにか、それを生涯賭けて追求した著者の自伝であるとともに、現代日本仏教批判でもある。
続きは こちら。
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