青蔵鉄道で脱線事故
8月29日に、青蔵鉄道の錯那湖(ツォナ湖)駅で、脱線事故が発生したそうです。
午後1時頃、重慶発ラサ行きの列車が駅に入ってきたところで、食堂車が脱線。
5時間後に復旧。死傷者はなしとのことです。
原因はポイントの故障らしいとのこと。
星島日報(香港)の記事はこちら。
8月29日に、青蔵鉄道の錯那湖(ツォナ湖)駅で、脱線事故が発生したそうです。
午後1時頃、重慶発ラサ行きの列車が駅に入ってきたところで、食堂車が脱線。
5時間後に復旧。死傷者はなしとのことです。
原因はポイントの故障らしいとのこと。
星島日報(香港)の記事はこちら。
8月23日の記事でも書きましたが、ダライ・ラマ法王は8月22日からモンゴルを突然訪問されてます。モンゴル側は秘密裏に準備を進め、訪問1週間前になってようやく訪問のスケジュールが表に出てきたとのこと。
首都ウランバートルの傍にあるモンゴル最大の寺院、ガンダン僧院にてのティーチングなどを開催されています。ガンダン僧院については、ダヤンハーンさんのサイトで訪問記があります。こちら。
ダライ・ラマ法王のモンゴル訪問は1979年以来7回目だそうです。まだ、モンゴルが社会主義やってた頃から訪問されていたとは知りませんでした。
で、今回の訪問に対して、中国政府外交部は、”中国政府はダライ・ラマに対して分裂主義的活動を行う場を提供するいかなる国家に対しても強く反対する”といったコメントを出しています。記事は中国の公式英字紙China Dailyサイトのこちらにありますが、でも独自の記事じゃなくて、なぜかロイター通信の記事を引用。ヤル気ないのか?
で、こういう中国政府の意見に対しては、”オタクの言い分は政治活動はダメだけど、宗教活動はダメとは言ってないでしょ”、てことで、”ダライ・ラマ入国の目的は、あくまでも宗教活動のためですから”といって入国を認めるのがお約束のパターン(昨年4月のダライ・ラマ法王訪日の時の先例はこちら)ですが、モンゴル政府もそのとおりのパターンを踏襲してるようです。
写真は今回のモンゴルの街角で張られているポスター。phayul.comから借りてきました。
ま、モンゴルー中国との関係をみれば、ダライ・ラマ法王のモンゴル訪問と同じ時期に、モンゴル、アメリカ、インド等との合同軍事演習もあったそうで、中国としては、不満がたまることになってるようです。
また、ダライ・ラマ法王におかれては、9月はアメリカと欧州訪問、11月は日本訪問が予定されています。7月には欧州訪問が予定されていましたが、過労を心配した医師の勧めで直前に取りやめて完全休養されてました。
しかし、またもや、このようなハードスケジュールの日々再来ということで、ホントにお疲れさまです、ご自愛のほど、と申し上げるほかありません。
日本経済新聞サイトから。
ダライ・ラマがモンゴル訪問
【北京=飯野克彦】チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が21日夜、東京経由のモンゴル航空便でウランバートル入りした。モンゴルに約1週間
滞在し、寺院での宗教儀式などに参加する予定。中国外務省は同日、「中国分裂活動」の機会をダライ・ラマに提供することに「断固反対する」とのコメントを
発表した。
記事の続きはこちら。
あとは、朝日新聞サイトから。
インド亡命中のダライ・ラマ14世、モンゴルを訪問
チベット仏教の最高指導者でインド亡命中のダライ・ラマ14世が21日、モンゴルの首都・ウランバートルに到着した。ダライ・ラマのモンゴル訪問は02 年11月以来で、国民の多数を占めるチベット仏教徒との交流が主な目的とされているが、28日までの滞在中にエンフバヤル大統領と会談するとの観測も流れ ている。
記事の続きはこちら。
毎日新聞の記事は、
【北京・飯田和郎】インドに亡命中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が21日夜、ウランバートルに到着した。モンゴル訪問は02年 11月以来。法話などが予定されているが、中国の反発を避けるため、詳細な日程は明らかにされていない。モンゴル国民の8割がチベット仏教徒とされる。 AP通信などによると、ウランバートル空港から市内中心部に至る道路はダライ・ラマのポスターであふれ、歓迎ムードに包まれた。
記事の続きはこちら。
【追記】8/17(木)現在、紀伊国屋書店の新宿では既に入荷だそうです。
2002年夏以来、2年ぶりに、”旅行人ノート チベット”が改定され、8月17日発売予定だそうです。
今回の改訂で第4版。旅行人のサイトはこちら。
上記のサイトに掲載されている目次を見ると、今回の改訂では青蔵鉄道の情報が既に掲載されている一方で、全体の分量を抑えるためか、ブータンの項目がばっさり切られてるようです。
ま、旅行人読者層にとっては、ブータンはあまり縁がないてこともあるのかも。
オヤジ週刊誌の2大巨頭、週刊新潮と週刊文春の今週8/3発売号にともに、青蔵鉄道のグラビアが掲載されてました。
新潮のほうは、”天上の鉄道”てことで巻頭カラー。携帯カメラで撮ったのはこちら。
9月には早くも雪が降るといわれる事情もあるのか、”旅客列車の運行は11月までとなっている”とか、”この鉄道が運ぶものは観光気分に浮かれた観光客だけではないのだ”ということで、青蔵鉄道をいく軍事列車のショットもあり。
ついでに、新潮は現在埼玉県立近代美術館で開催中の「マンダラ展」の紹介記事もあり。”色鮮やかなマンダラに現代人が心惹かれるのは、煩悩から逃れようとする根源的な欲求が昔も今も変わらないことの証かもしれない」と、週刊新潮にしては、妙にきれいなまとめかたで。
文春は白黒で”チベット初の鉄道”青蔵鉄道を行く”。
”硬座(二等車)の下からときおり酸素が噴射される”とか、食堂車のメシがまずいとかと同時にこの鉄道がチベットに埋蔵されている銅、鉄、ウランなどを沿海部に運ぶための”収奪列車”と呼ぶチベット人もいるといったことも書いてあります。こちらは車内風景中心。
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