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2006.10.30

記事:AERAに青蔵鉄道

本日10月30日発売のAERAに「青蔵鉄道に乗り チベットを走る」が掲載されています。

写真と文章は長岡洋幸さん。個人サイトはこちら
061030_202802
全3ページで、西寧からラサまでの硬臥(二等寝台車)での1900kmの行程が紹介されてます。

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2006.10.23

【報道】チベット人街受難 インド・ニューデリー

10月22日(日)の朝日新聞朝刊に大きくでてました。

チベット人街受難 インド・ニューデリー

 【ニューデリー=小暮哲夫】世界最多のチベット難民を抱えるインドで、5千人が暮らすニューデリー最大のチベット人街が、立ち退きの危機に直面している。市内を流れるヤムナ川の川岸地区の美化事業の対象範囲に、河畔にあるこの街が含まれるためだ。「インドでも『難民』になるのか」と住民の不安が高まっている。

続きはこちら
(asahi.comでは既に削除されており、googleのキャシュです)

googleのキャシュも消されてしまいました。

調べてみると、このヤムナ川プロジェクトでは、マジュヌカティラのチベット人だけでなく、シーク教のお寺もからんでいるらしく、工事に反対するシーク教徒とモメて、警官隊が出動する騒ぎにもなってるようです。記事はこちら

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2006.10.21

チベット・ヘリテッジ・ファンドの今年の活動

中国のチベット自治区のほか、アムド(青海省)のほか、インドのラダック、モンゴルを含めたチベット文化圏での伝統建築の保存改修を行っている国際NGOで、チベット・ヘリテッジ・ファンド(Tibet Heritage fund、THF)という団体があります。団体のサイトはこちら

今年3月には、東京でこのメンバーが来て、講演会も開催しました。詳細はこちら

このTHFから、今年の夏の活動についてのレポートが届きました。

1.インドのラダックでのプロジェクト

 現在、ラダックのレーの旧市街で、プロジェクトを展開しており、このうち、15世紀に建築された”赤弥勒寺”(Red Maitreya temple, Byams Pa Dmar Po)の修復について。

Leh 1950年代終わり頃に、水害の被害にあい、現地のラダック仏教協会が簡単な修復はしていたのを、今回本格的に修復。

作業中に、白く塗られていた壁の下から15世紀に描かれた壁画が現れ、これも修復作業に取り組んでいるとのこと。写真。

詳細なレポートはpdf形式でこちらでごらんになれます。英語ですが、豊富な写真もお楽しみいただけるかと。

2.中国青海省のアムド地区でのプロジェクト

 ゴロク(ゴロクチベット族自治州)でのラジャ・ゴンパでの修復活動を実施中。このお寺にAmdo06summer_03ついては「旅行人ノート チベット(第4版)」ではP201に掲載されてます。

  現在、最終段階にあるとのことで、11月頃にまた詳細をお知らせしますとのこと。

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2006.10.09

06年10月期のチベット関係TV

10/10(火)    20:00→20:55    BSジャパン
「  世界遺産 新たなる旅へ」
ポタラ宮やインドのダージリンヒマラヤ鉄道など。

10.15(日) 22:10-22:04 TBS
「世界うるるん滞在記 しびれる旨さ!四川の麻婆豆腐」
直接チベット関係じゃありませんが、関係先てことで。

10/15(日)     深03:40→深03:50 NHK-BS1
「世界の屋根・チベット紀行」
何回も放映されているミニ番組。 

10.19(木) 21:00-22:50 NHK-Hi
「チベット夢の配達人 山と湖の村を巡る映画上映隊」
場所は不明。とりあえず再放送じゃない、オリジナルもの。

 

 

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ミスチベット2006

ミス・チベットというと、インドのダライ・ラマ亡命政府のあるダラムサラで毎年開催されているミスコン。チベット問題を世界にアピールするには、デモばっかりじゃダメで、チベットの歴史や文化をよくわかっている、きれいなおねえさんに、色々なところに出てもらって、ということで始まった企画です。

1970年生まれの亡命2世、ロブサン・ワンギャル氏が私財を投じてやってるイベントです。

しかし、開催当初から、これは意味があるか、無意味かで結構論争があったりしました。
記事としては、「予定されているミスチベットが論争を巻き起こす」(2002年5月)

ついでに、ミス・チベットが国際的なコンテストに出ようとしたら、中国政府から妨害があったりもしました。記事はこちら

昨年10月に開催された第4回コンテストでは、当初参加を予定していた人たちが直前になって参加取りやめが続出。ま、中国政府の圧力というよりは、「こういうところに出るのはチベット女性らしくない振る舞いである」という周りの圧力が強力だったようです。結局、参加者は一人で、その人が無投票当選。このあたりの事情はこのサイトで記事にしました。こちら

しかし、これでは今後のコンテストの行く先に暗雲が、ということで、今年は過去最高の6人がエントリー。デリー在住がほとんどで、これ以外はウッタル・プラデッシュのほか、ネパールからも。

当初はシンガポールからもエントリーがあったが、予定が合わず、キャンセル。さらに、シッキムやバンガロールからも出ようとした人がいたようですが、これは理由もわからずドタキャンと、依然人集めの苦労は続いているようです。

本選は10/13からダラムサラにて開催予定。

公式サイトはこちら

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2006.10.01

中国イケメンスターにチベット人

チベットでのミスコンテストというと、昨年5月にここでもネタにしました。こちら

で、今年夏に上海の東方テレビ局主催で、中国全国を対象にした「加油!好男児」(「がんばれ!いいオトコ」>ホモ雑誌のグラビア企画みたいですね(^^;)なるイケメン(笑)コンテストがあり、それで優勝したのが、四川省のアバ・チベット族・羌族自治州金川出身のカムパ、蒲巴甲(Pu BaJia)クン。

”雪域王子”というニックネーム。21歳。身長179cm。

Pubajia 詳細は全民娯楽さんのサイトが一番詳しいようです。こちら

また、”蒲青年の家族はチベットで薬草をとって糊口をしのぎ、数ヶ月前まで、彼も学費さえ払えない毎日を送っていた。それが、グランプリ獲得により30万元の賞金と乗用車一台を手にし、写真集、CDリリース、広告への出演、コンサートの開催が決まり、一夜にしてスターダムにのし上がった。”というハナシもあるそうで。こちら Pubajia2

実際、このグランプリを獲得したあと、蒲巴甲クンは、9月にはチベット自治区のラサ郊外のニム県で、中国のネット会社e-bayと中国児童基金会がチャリティーで支援した小学校開校式に参加。実家は裕福ではなく、子供の頃は、来月の生活費や学費がどうなるか毎日気にしないといけないような環境であったため、特に貧困地区の子供たちが勉強したいという渇望を深く理解しているとのこと。

で、そのあとはラサで両親ともども巡礼、というのはいかにもチベタンというか。記事はこちら

現在は、「ヒマラヤ王子」という映画を撮影中。俳優はすべてチベット人で、シェークスピアのハムレットを下敷きにした物語だとか。

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