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2007.08.27

「アジア語楽紀行 ネパール」

現在NHK教育で放映中。5分番組で全部で12回。
簡単な会話とカトマンズを中心にしたネパールの風景をご紹介というもの。

Bokgogakukikou 現在放送中で、既に半分くらい来てますが、再放送が既に予定されていて、今後の放映スケジュールは、9月4日(火)から毎週火、水、木の23:55-24:00。
再放送は9月13日(木)から毎週木、金、土の06:25-06:30。

NHKの番組サイトはこちら

ま、チベット仏教のお寺やタンカの制作風景も出てきますが、なんといっても、この番組のウリは、テキストの表紙にもなっているナビゲーターのクシュブ・オリ(Khusbu Oli)嬢に萌え萌えでしょう。

 ネパールのミスティーン2006グランプリの16歳。調べてみると10歳の時点で早くも別のミスコンのグランプリ獲得してるらしく、ネパールにもミスコン荒らしみたいな人がいるとは知らなかった(笑)

テキストはamazonだとこちらで。

テキストも、番組で取り上げられている簡単な会話のほかにも、ネパールの生活・文化や歴史のコラムもあって、これで550円はお買い得。

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2007.08.20

【報道】消滅の危機にあるヒマラヤ高地の伝統建築

中国国内、モンゴル、インドのラダックと広くチベット文化圏の伝統建築の保存活動をしているチベット・ヘリテッジ・ファンド(THF)という国際NGOがあります。

このサイトの管理人も縁があってこの団体の活動のお手伝いをしており、06年3月にはTHFの代表による講演会も開催しました。記事はこちらこちらです。

で、現在、このTHFの代表のアレクサンダー氏はインドのラダックのレーにて伝統建築の保存活動をしており、その活動が、AFP通信で紹介されました。

【8月19日 AFP】ヒマラヤ高地にあるインド仏教の拠点ラダック(Ladakh)の中心都市レー(Leh)の旧市街地には、王宮や僧院の遺跡と並んで、伝統的な日干しれんが造りの家が、まるで山から生え出てきたかのように密集し存在している。

 伝統様式の3階建ての住居は寒冷で乾燥した気候にぴったりで、厚い壁は暖気を逃さず、背の高い多数の窓からは太陽の光がたっぷり入る。見た目も美しく、 木彫りの窓枠がついていて、屋根のテラスにつながる狭い階段を上がって屋上テラスに出れば、眼下には谷の見晴らしが広がる。
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 中世から続くこの住居群は、現存する最も典型的なチベット様式の都市建築物として知られるが、現在は荒廃が進み、存続すら危ぶまれている。

続きはこちらで。写真も借りてきました。

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2007.08.19

07年8月から9月のチベット関係TV番組

08/20(月)01:20-01:50 日本テレビ
「ドキュメント'07 人生を変えた教室…中国の格差社会を生きる」
中国・四川省の無名の町で「教育」に向き合う日本語教師の男性を紹介する。

08/20(月) 21:15~21:25(NHKーBS1)
「世界の小さな国 ブータン王国」

08/21(火) 00:10 ~ 01:00 NHK-BS1
「関口知宏の中国鉄道大紀行・春編 西寧」
4月のNHK-Hiの再放送。ラサから西寧までの青蔵鉄道の1週間の総集編。

09/04(火)19:00-19:50 NHK-Hi
「世界ふれあい街あるき 松藩」
九寨溝の入り口の街。

09/16(日) (前編)午後10:10~10:59 (後編)午後11:10~11:47 NHK-BS1
「テンジンとパルキット ~ザンスカール高地の娘たち~ 前・後編」
インド北西部、西ヒマラヤの一角に広がるザンスカールに生まれた女性は成人すると、結婚するか、髪を落とし尼僧になるか選択を迫られる。幼い頃から親友だった二人の少女は、それぞれ別の人生を歩むことを選択。その旅立ちの姿を映像美とノーナレーションで描く。

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2007.08.09

07年8月のチベット関係TV番組

随時改訂します。

08/10(金) 04:00 ~04:15 NHK総合
映像散歩 ヒマラヤ高峰

08/11(土) 04:00 ~ 04:20 NHK総合
映像散歩 チベット高原の自然

08/14(火) 10:45 ~10:55 NHK-BS2
世界の小さな国 「ブータン王国」

08/15(水) 19:00 ~19:45 NHK教育
地球ドラマチック 「一輪車でブータン横断」
昨年11月に放映したものの再放送。番組サイトはこちら
高校野球が延長になると休止かも、だそうです。

08/15(水) 23:00 ~24:15 NHK-Hi
関口知宏の中国鉄道大紀行 チベット自治区ラサから西安までの旅

08/16(木) 00:10-02:00 NHK総合
「五木寛之 21世紀仏教への旅 幸福の王国を目指して ブータン」

今年1月にNHK-Hiで放映されたものが地上波で再放送。
 

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2007.08.07

【報道】ラサで漢民族が急増、チベット民族上回る

日経新聞から。サイトはこちら

更新: 2007/08/07 08:28

ラサで漢民族が急増、チベット民族上回る

 香港の中国人権民主化運動ニュースセンターは5日までに、中国チベット自治区のラサに住む漢民族が昨年7月の青蔵鉄道開通以来激増し、現在ではチベット民族を上回るなど「中国化」が急激に進んでいると発表した。

 同センターによると、ラサの人口は現在約35万人で、チベット民族は約15万人、漢民族が約20万人。漢民族のうち10万人が隣接する四 川省の出身で、ほとんどが鉄道開通後に流入、レストランなどサービス業に従事しているという。同センターはラサの公安当局が明らかにしたとしている。(香 港=共同)

【補足】
日経(共同通信)ではここまでですが、この先の続きがあります。

中国人権民主化運動ニュースセンターのサイトで原文はこちら。

・漢人をチベットに移民させ、チベット人と分化させるのは「チベット独立」に対処する重要な手段になっており、中国共産党もこれまで大量の幹部(=ここでは政府職員やエンジニア、経営者等でしょう)や学生を大量に移民させ「漢化」を希望したが、これは上手くいっていない。多くがチベットの苦しい条件(=仕事や生活のことでしょう)を嫌ったからである。

・しかし、青蔵鉄道がもたらす「漢化」はこれとは少し違う。中国からラサに来て食堂を開けば結構儲かることから、ラサへの移民は生計を立てる手段になっている。

・このほかにも、センターは今年6月に中国共産党中央政法委員会が北京で青蔵鉄道の安全対策に関する緊急会議を開催した。不発に終わった爆弾が見つかったものと推測されるが、これについては、何らの確証は得られていない。

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2007.08.05

07年8月上旬期のチベット関係TV番組

随時改訂しますが、現時点のものです。

08/07(火) 19:30-20:45 NHK総合
「関口知宏の中国鉄道大紀行」
今年4月に、チベット自治区ラサを起点に始められた鉄道紀行の総集編。
青海ーチベット鉄道(青蔵鉄道)は最初に少しだけでてくるのかと。
番組サイトはこちら。

08/08(水) 10:00-11:50 NHK-Hi
「五木寛之 21世紀仏教の旅 ブータン」
今年1月に放映されたものの再放送。

放送内容は本にもなってます。こちら

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【報道】チベット族が中国当局と衝突 「転生」の許可制導入直後

asahi.comから。記事はこちら

中国四川省西部の甘孜チベット族自治州理塘県で1日、恒例の競馬会会場でチベット族の住民が群衆にチベットの独立などを訴えたことをきっかけに、チベット族住民と治安当局が衝突したことが分かった。地元公安当局者が明らかにした。

 数千人が参加した競馬会の開幕式で住民の一人が突然舞台に上がり、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の復帰や民族の団結などを訴えた。参加者 らは歓呼の声で応え、100人前後の住民が公安や武装警察と衝突。香港紙「明報」などによると、治安当局は威嚇射撃をして約30人を拘束、怒った住民約 200人が留置施設を囲んで釈放を求めたという。

 地元公安当局者は「拘束したのは舞台に上がった1人だけ。発砲もない」と説明。成都市公安当局幹部が現地に入って住民と協議しているが、「なお緊張した状態が続いている」としている。

 中国政府はチベット仏教の活仏の後継者を選ぶ「転生」の手続きを巡り、政府当局の許可権限を明確にする規則を公布したばかり。ダライ・ラマ14世の影響力を排除する内容になっている。

【解説】
この件、結構大きな話題になっているようで、読売はこちら。東京はこちら

本件を報じたRadio Free Asia(アメリカ政府が補助金を出している放送局)での記事はこちら。

なお、朝日の記事について、最後の段落で、活仏の「転生」の手続きについて、最近交付された国務院(=中国の内閣)の規則に言及してますが、これはAFPの”中国政府、チベット高僧の転生に事前申請を要求。”にて

 

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