ダライ・ラマ法王におかれては11月15日から訪日されてます。
関連記事の記録まで。
中国外務省、ダライ・ラマ訪日に「遺憾」(日経、11/16朝刊)
中国外務省の劉建超報道局長は15日の記者会見で、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が同日から訪日したことについて「ダライの分裂活動のため
に講演の場を与えることには反対で、日本が訪日を認めたことに遺憾の意を表明する」と述べた。一方で「福田康夫首相のできるだけ早い訪中を歓迎する」とも
語り、日中関係の改善傾向に影響を与えたくない考えをにじませた。
⇒最近お約束の訪日前日あたりの「遺憾の表明」。もうパターン化してますね。
11月15日に成田空港に到着。
ダライ・ラマ14世が1年ぶりの来日(11/15、AFP)
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11月16日は金沢市にて講演。
「心の中の平和必要」 ダライ・ラマ14世、金沢で講演(11/17 北國新聞)
訪日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世は十六日、金沢市内で講演し、「現代の日本の人々が抱えている多くの問題は精神苦によって生じている。心の中の平和が必要だ」と述べ、仏法が教える愛と慈悲の精神をはぐくむことの大切さを強調した。
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11月17日は伊勢市に移動。伊勢神宮参拝など。
ダライ・ラマ、伊勢神宮を訪問(11/18、AFP)
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そのあと、皇学院大学にてフォーラム+記者会見。
ダライ・ラマ後継 高僧から選出も 三重で会見(11/18 東京新聞)
日本滞在中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世は十七日、三重県伊勢市で記者会見し、自らの後継となる十五世について、「生まれ変わり」を探し出すという伝統的な方法ではなく、修行を積んだ高僧の中から選ぶなど全く異なるやり方で選出する可能性
に言及した。
この日の会見でダライ・ラマは(1)伝統的方法を維持する(2)高僧の中から選ぶ(3)自分が存命中に指名する-の三つの可能性を考えていること
を明らかにした。ダライ・ラマは「十五世は私の使命を引き継ぐ者でなければならない」と話し、後継選出に自らの意向を反映させたいとの考えを示した。
新しい選び方を打ち出した背景には、中国政府が今年九月からダライ・ラマなどチベット仏教の「活仏」(生き仏)の選出を事実上、当局の許可制にし
たことに対する警戒と危機感がある。締め付け強化を狙う許可制に対し、ダライ・ラマ自身が後継選出に積極関与することでチベット仏教の権威を守り抜く強い
決意を示したとみられる。 (外報部・浅井正智)
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「自主的な民主政治を」ダライ・ラマ14世、伊勢で会見(11/17、朝日)来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(72)が17日、三重県伊勢市内で記者会見した。中国政府と対立する中、チベットの将来について「中国にとどまり続け、中国政府に属しながらも、自主的な民主政治をすることを認めるべきだ」と述べ、改めて独立ではなく民主的な自治を求める姿勢を示した。
14世自身の後継者選びについても言及した。死後に後継者を探す伝統的な「転生(生まれ変わり)」制度以外に、存命中に後継者を指名したり選挙で選んだりする方法の可能性も示した。
さらに「私が亡命地(インド)で死ぬようなことがあったなら、後継者の15世は前世の私の背負ってきた使命を引き継がなければならない」とし、「『生まれ変わり』はチベット本土(中国国内)ではなく、亡命地、外国で見つけられるべきだ」と述べた。
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こちら。来日中のダライ・ラマが会見、「宗教の調和が使命」(11/17 日経)来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は17日、三重県伊勢市の皇学館大学で記者会見した=写真。自らの活動について「異なる宗教の相
互調和を図るのが使命」と強調し、今後も外国の宗教家らとの交流を続ける決意を語った。インド亡命中の立場に触れて「亡命中に死ぬ場合は、中国以外で生ま
れ変わりが発見され、使命を引き継ぐ」などと中国への反発をにじませた。
来年の北京五輪を前に、中国がダライ・ラマを「分裂主義者」とする批判を強めている点には「(自分は)チベットは中国に属すると言明している。批判理由
が分からない」と反論。「チベット亡命政府は2001年に主席大臣を民主的に選び、政治的決定権は主席大臣に移っている」とも指摘した。
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