チベット国旗はmade in China ?
3月以来、暴動だ、捕まった、死者がでた、とかの話ばっかりですが、少しは笑えるハナシでも。
最近のオリンピック聖火リレーの抗議行動等ですっかりおなじみになったチベット国旗ですが、香港の「明報」が最近伝えたところで、チベット国旗が実は中国の工場で作られていたというハナシがありました。
深センの工場で、海外から旗の注文があり、そこの職人さんたちは「カラフルな旗だなぁ」としか思わず、それがチベット独立のシンボルとして使われているチベット国旗だとは全く気づかなかった。
しかし、後になって中国国内でチベットの様子が放送されて、チベット人が掲げている旗をみて、「自分たちが作ってる旗と同じものじゃないのか」と気づいたのがいたそうで、びっくらこいて政府当局に届け出た、という次第。
しかし、時既に遅く、既に数千枚の”チベット国旗@made in China”が出荷された後で、一部は海外に送られたみたいだが、今週予定されている香港での聖火リレーにも使われるんじゃないかと考えているとのこと。
ネタ元はこちら、phayul、"Free Tibet" flags made in China"
この手の話、中国が「世界の工場」になってる現状では、いつかはでるだろうなと思ってました。フツーの中国の町工場のおじさんじゃ、中国国内で御禁制のチベット国旗なんてみたことないだろうし。
もっと都市伝説的ネタだと、90年代半ばまで、ラサの街中でも普通にダライ・ラマ法王のプロマイドやバッジが売られてましたが、それは成都で作っていたとのハナシでした。ネパールやインドから持ち込むと国境で没収されるけど、中国国内だと、ダライ・ラマなんて知られてないから、別に問題もなくプロマイドやバッジが製造できた、というハナシで。
Recent Comments