« April 2008 | Main | June 2008 »

2008.05.27

チベット関係イベント×3

今後予定されているチベット関係のイベントです。
ご紹介まで。

1.『50人のチベット』展  --チベットって、知ってますか?--
  
サイトはこちら

【テーマ】
「チベット」という言葉がこんなに語られる時はないのかもしれません。
けれどもチベットのことを本当に知っている方がどれだけいるでしょう。
報道には現れない本当のチベットの姿を伝えたい。
ふと、かつてチベットを旅したわたしたちは思いました。
チベットの風に吹かれ、その大地にふれた50人それぞれにチベットの光輝く一瞬を写真や絵に表現してもらいました。
ご覧になった方ひとりひとりが何を思うかは自由です。
50人の心に咲いたチベットの花を、ぜひ感じ、ふれていただけたら嬉しいです。

チベットや世界の人々が平和に生きられますように。
わたしたちの世界や心が平和でありますように。

【日時】
6月7日(土)11:00~19:00
6月8日(日)9:00~18:00

【場所】
泉の森会館
 所在地:東京都狛江市元和泉1-8-12 小田急線狛江駅北口1分
 TEL:03-5497-5444
 URL:http://www3.ocn.ne.jp/~izumi/

【入場料】
全て無料

【展示内容】
<両日・2F>○終日 写真・絵画展
<土曜・2F>○11:00 チベットの抗議活動で亡くなった方々の冥福を祈る法要
        ○12:00 チベット横断チャリダーの旅を語ろう茶館 (随時入退場可)
<日曜・3F>○13:30 映画「チベットチベット」上映会
        ○15:30 講演会 クンチョック・シタル氏(チベット仏教普及協会ポタラカレッジ)
        ○16:30 チベット音楽コンサート(予定)
 ※満員の際は入場制限をさせていただきます。ご了承下さい。(3Fホール最大100名)

2.ラダック・ザンスカール ~信仰の里に暮らす人々~

風の旅行社によるイベントです。 
サイトはこちら

歴史的な経緯からインド領に組み込まれ、「チベットよりもチベットらしさが残る」と言われるラダックと、厳しい自然環境ゆえに、篤い仏教への帰依が育まれ、「信仰の里」と呼ばれるザンスカール。20年近くにわたってチベット文化圏で暮らす人々を撮り続けてきた写真家の長岡洋幸さんが、勇壮な風景、巨大な僧院、美しく貴重な壁画などの写真とともに、
その地で出会った印象深い人々について語ってくださいます。
当日は、弊社担当者より夏のラダック、ザンスカールツアーの説明も行います。

■ゲスト紹介
長岡 洋幸(ながおか ひろゆき)
写真家。1965年三重県生まれ。1987年より20年近くに渡ってチベットで暮らす人々を撮影する。著書にチベットの人々のポートレイト写真集『FACES』(万葉舎)等、多数。写真展も多数開催。「風のチベット」のパンフレットでも沢山の写真をお借りしています。

日 時2008年5月31日(土)18:30~20:30
会 場:ルーテル市ヶ谷センター
参加費:無料
定員:60名様まで(先着順)

お問い合わせ・お申込み:風の旅行社 東京本社
TEL:0120-987-553/FAX:03-3228-5174
E-MAIL:info@kaze-travel.co.jp
※FAX、E-mailでお申込みの場合は、お名前と連絡先をお書き添え下さい。

3.北インド・ラダックの魅力 ~ヒマラヤの桃源郷でお寺巡りを楽しむ~

サイトはこちら。 

風カルチャークラブのチベット仏教等の講座でもとても人気の高い、
川崎一洋さんにラダックの魅力を語っていただきます。
チベット仏教が今も色濃く残るラダックのお寺をトークとスライドで巡る90分のミニツアーです。

■ゲスト紹介
川崎 一洋(かわさき かずひろ)
昭和49年、岡山県生まれ。高野山大学博士課程終了。
密教学博士。現在、高野山大学非常勤講師、
四国八十八ヵ所霊場第二十八番・大日寺副住職。

<川崎先生より>
雄大な自然と、チベット本土(中国・チベット自治区)で失われてしまった古き良き時代のチベット文化が残るラダック地方。
桃源郷のような村々に残る古い仏教寺院を巡りながら、美しい壁画や、人々の素朴な生活に触れる旅をご案内します。

[大阪]
日 時:2008年5月31日(土)14:00~15:30

会 場:ハービスプラザ3F
参加費:無料
定員:30名様まで(先着順です)
お問い合わせ・お申込み:風の旅行社 大阪支店
TEL:0120-987-803/FAX:06-6343-7518
E-MAIL:osaka@kaze-travel.co.jp
※FAX、E-mailでお申込みの場合は、お名前と連絡先をお書き添え下さい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.05.23

08年5月期のチベット関係TV番組

ニュースで何かチベット関係のものが流れる毎日ですが・・・。

05/24(土) 18:30~18:50 NHK-BS1
「ニューヨーク街物語 祖国チベットを思う」
▽中国チベット自治区での騒乱の影響を受けるニューヨークのチベット・コミュニ ティーを伝える。ニューヨークには約5000人のチベットの人々が住んでおり、騒乱後、中国大使館の前では当局を非難する集会が連日開かれている。ここに 暮らすチベットの人々は、ほとんどが難民の2世や3世たちで、国籍を持たず、故郷に帰ることはできない。そんな難民3世の1人、ソナム・チュルドさん (16)はいつか帰る日を夢見ながらチベット語や伝統舞踊を学んでいる。ソナムさんの日々を見詰める。

以下、放映スミ--------

05/08(木) 19::57~20:54 フジテレビ
「奇跡体験!アンビリバボー」
感動実録!!中国全土が涙…奇跡3万キロの母子旅

今週は母を思う息子の究極の親孝行! 奇跡のチャレンジ劇を1時間に渡ってお届けします。長年、苦労をかけた母に親孝行したい…、74歳の息子は100歳間近の母とリヤカーで旅に出た。母の「チベットへ行きたい」という願いを叶えるために。

多分、原作は王一民、「母と旅した900日」でしょうか。

5/13(火) 20:00-20:55 BS朝日

「BBC地球伝説 神話と伝説をめぐる旅 シャングリラ~地上の楽園~」

過去数回放送されているもの。最後はインド経由でカイラスまで。番組サイトはこちら

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.05.18

四川大地震関連情報

5月12日に、四川省アバチベット族羌族自治州汶川(ルング)を震源地とする地震について、ネットの情報から。汶川(ルング)は旅行人ノート第4版だとP225-。

・チベット文化圏だと、四川省甘孜州丹巴(ロンダク)(旅行人P252-)や甘粛省省甘南チベット族自治州舟曲(同P179に地図)でも被災。
 丹巴県政府は震災直後に「分裂精力がこの機会に乗じて破壊活動を行うことを厳格に防ぎ、そのような事件が発生した際には最も強硬な手段で迅速に措置する」よう、公安部門等に指示。

・3月以来のチベット人による抗議活動で、アバ県等で大規模なデモがあったが、そこで逮捕されたチベット人の多くが汶川、茂県、都江堰の監獄に送られ、拘留されていた。これらの監獄とは交通も連絡もつかず、拘留されていた人に死者もあった模様。

・チベット自治区政府は「四川省地震被災地区に向けて大衆による募金活動を展開することの通知」を出し、「今回の募金活動はラサにおいて近年最も感動的で最大規模の自発的募金活動である」といっているが、実際は各政府機関や企業で従業員の給料からクラスに応じて直接天引きしており、たとえば自治区の話劇団ではクラスに応じて、300元、500元等が天引きされている。

以上はWoser's Blog 2008.05.16記事から。原文はこちら。

・なお、ラサでは今回の地震は感じられなかったとのこと。
ネタ元はラサのSpinn CafeのBlog。



| | Comments (7) | TrackBack (1)

2008.05.12

カルマパ17世の会見

毎日新聞5月10日付記事より↓

チベット暴動:「中国の言い分は誤り」 チベット仏教ナンバー3、暴力活動を否定

 【ダラムサラ(インド北部)栗田慎一】チベット仏教ナンバー3で、次世代の実質的リーダーとして若い世代を中心に求心力を高めるカギュ派最高位の 活仏カルマパ17世(22)が9日、亡命先のインド北部ダラムサラ近郊で毎日新聞と単独会見した。カルマパはチベット自治区での暴動・鎮圧について個人的 な意見と断った上で「チベット人が暴力を拡大したという中国の言い分は誤りだ」と語り、中国側の主張を否定。国際社会に対し、「チベット文化の保護に協力 してほしい」と訴えた。

続きはこちら

続きは「チベット暴動:カルマパ17世発言 国際社会へいらだち ダライ・ラマの苦悩も代弁」 こちら

カルマパ17世について、ここでの記事はこちら。


| | Comments (1) | TrackBack (0)

2008.05.01

4月のラサ(セラ寺が開放)

○4月28日

中国国営新華社によると、ラサのセラ寺が対外開放再開。
3月10日にラサの中心部のバルコルで所属の僧侶がデモを行ったのをきっかけに、しばらく軍隊・武装警察が周囲を包囲し、人の出入を封鎖していたと伝えられていたところでした。
チベット自治区民族宗教委員会副主任によれば、「セラの僧侶に対して法制宣伝教育を行い、セラ寺は従来どおりの秩序を回復した。法会等の宗教活動もこれまでのように行われており、多くの僧侶の感情も良好である」とのこと。

しかし、その少し前にはセラ寺に武装警察が進入し、大量の僧侶を拘束して連れて行った、残っているのは老齢か年少の僧侶だけ、という情報もあり(この下の4/21記事参照)。

○4月29日

上記に関連してRadio Free Asia(中国語放送)によると、

・50日間の封鎖を経て、セラ寺では対外開放が再開されたが、参拝するチベット人はきわめて少ない。以前は1時間も並んでやっと参拝できたものだが、今は並ぶ人もいない。

・(ノルウェーにある)Voice of Tibetによると、政府当局はチベット人の幹部(注:中国語で、政府や国有企業の管理職等に相当。一般的には共産党員)に対して、仏教信者っぽくして寺院を参拝しにいくように要求している。デプン寺は対外的には「改修中」ということでいまだ参拝はできない状態。

・現地の旅行社によれば、デプン寺の対外開放は今年はムリで来年の見込み。ジョカン(大昭寺)は現在閉鎖で、チベット自治区内の聖火リレーが終了後に再開だろう、とのこと。

原文はこちら

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2008 | Main | June 2008 »