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2008.09.19

【イベント】「FEEL TIBET(フィール・チベット)- チベットを感じる」

10月のイベントのご紹介です。

「FEEL TIBET(フィール・チベット)- チベットを感じる」
http://www.feel-tibet.org/

会期:2008年10月17日(金)~11月9日(日)
会場:代官山iスタジオ

[開催にあたって]
チベットには信仰に根ざした生活と、豊かで多様な文化があり、またその周りには
チベットの仏教文化に影響を受けた広いチベット文化圏がひろがっています。

今回、「FEEL TIBET―チベットを感じる」では、その地が育んだ文化・民俗資料の
展示、講演会、映像等を通して、多くの方々に生きたチベットに五感で触れて、
感じていただきたいと思っております。

※本イベントはミッシング・ピース東京展(http://www.missingpeace-jp.org/)
(ダライ・ラマの活動からインスピレーションを得たアーティスト達の国際的な
マルチメディアアートの巡回美術展)が代官山で開催されるのに併せて企画しました。

[展示内容]
1)仏教・信仰関連
   仏像、仏画、数珠、七器、カウー(携帯用仏壇)、バターランプ(灯明)、お線香、
   香炉、サン(薫香)、マニ車、タルチョ(祈祷旗)、
   タルチョ版木、ルンタ(風の馬)、仏塔(ミニチュア)、マニ石、ツァツァ、
   ツァツァ容器、金剛杵と金剛鈴、仏教音楽用楽器、
   経典、チベット大蔵経カンギュル・テンギュル各版のプリント、金銀文字の
   経典など
2)衣装
   中央・カム(東チベット)・アムド(東北チベット)の三大地方の男女の衣装、
   僧衣、チベット・オペラの漁師の衣装(お面付き)等
3) 生活用品・家具
   木碗、茶碗、茶碗台、スプーン、ポット、テーブル、絨毯、ドアカーテン、
   壁掛け
4)芸能
   チベットの楽器(ダムニェン、ピワン、鈴)、楽譜など
5)チベット医学・暦学
   四部医典タンカ(本)、チベット薬、チベットカレンダー、護符、占星術関連
6)貨幣、印鑑、カリグラフィー
   チベットのコイン、紙幣、印鑑、文字パネル
7)パネル展示
   チベットとチベット文化圏の多様な文化を地図と写真で紹介

[講演] 
参加費:1,000円  定員:80名  
参加方法:本イベントホームページ(http://www.feel-tibet.org/)にて受付、
座席に余裕があれば当日参加可能

 1)日時:2008年10月19日(日)14:00~15:30
   タイトル「私の見たチベット、そこには祈るために生きている人たちがいた」
   講演者:渡辺一枝(作家)
       1945年ハルビン生まれ。チベット、中国、モンゴルへ旅を続けている。
       著書に『時計のない保育園』(集英社文庫)、
       『チベットを馬で行く』(文春文庫)、『わたしのチベット紀行』
       (集英社文庫)、『風の馬 ルンタ』(本の雑誌社)など多数。

 2)日時:2008年10月19日(日)16:30~18:00
   タイトル「雪の国の法王、ダライラマを知る」
   講演者:石濱裕美子(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
         編著著に『チベット仏教世界の歴史的研究』『チベットを知る
         ための50章』『図説 チベット歴史紀行』など。

 3)日時:2008年11月8日(土)13:00~14:30
   タイトル「チベット仏教美術の世界」
   講演者:田中公明(http://www.geocities.jp/dkyil_hkhor/
         1955年、福岡県八幡市(現北九州市八幡東区)生まれ。東京大学
         文学部助手(文化交流)を経て、1988年(財)東方
         研究会研究員、利賀ふるさと財団「瞑想の郷」(富山県)主任
         学芸員、ハンビッツ文化財団(韓国ソウル)学術顧問、
         シアトル大学東アジア校(那覇)客員教授。インド・チベット・
         ネパールの仏教と美術に関する著作論文多数。

 4)日時:2008年11月8日(土)15:30~17:00
   タイトル『音・声・色の曼荼羅:チベットの歌舞劇「アチェ・ラモ」を中心に』
   講演者:三宅伸一郎(大谷大学講師)
         1967年、岡山県生まれ。大谷大学卒業。1991年以降、毎年のように
         チベットを訪問。。専門はチベット学。特に古典文学とボン教に
         関心を持つ。今年、『天翔ける祈りの舞:チベット歌舞劇
         アチェ・ラモ三話』(石山奈津子との共訳、臨川書店)を発表。

 ※11月3日(月・祝)には会場内で無料のトークショー開催予定。

[上映ビデオ] 
参加費:500円  定員:30名  参加方法:本イベントHPにて受付、座席に
余裕があれば当日参加可能

 ●プログラムA:上映日時10月22日(水)14:00~、10月24日(金)15:30~
上映作品 「ヒマラヤを越えてチベットへ」(約30分)
   ドイツのシェーファー探検隊が撮影した1939年頃の映像、白黒、無声
    チベットの高原、チベットの神々、チベットの工芸
「リンチェン・ドルマ・タリン夫人インタビュー」(約30分)
  チベット難民の子供の教育や老人ホーム運営に生涯をささげた本人がチベットの
  近・現代史を語る。

 ●プログラムB:上映日時10月22日(水)15:30~、10月30日(木)14:00~
上映作品「1956年釈迦生誕2500年祭 ダライ・ラマ14世 パンチェン・ラマ10世
  インド巡礼」(約40分)
   1956年ダライ・ラマ14世,パンチェン・ラマ10世がチベット人高官らとともに、
   釈尊生誕2500年祭の為にインドを訪問し、ネルー首相・周恩来首相らと会う様子
   を収めている

 ●プログラムC:上映日時10月24日(金)14:00~、10月30日(木)15:30~
上映作品「ダライ・ラマ14世即位50周年記念式典」(約60分)
   記念式典における仏教法要、人々のお祝いの歌と踊り、ダライ・ラマ14世のチベッ
   ト人たちへのメッセージ

 ※上記以外、「チベットの文化紹介ビデオ」を毎日、会場内で無料上映。

[体験レッスン]
参加費:1,000円  定員:15名  参加方法:本イベントHPにて受付、座席に余裕が
あれば当日参加可能

 1)「チベットで挨拶しよう!」
 日時:2008年10月20日(月)、10月29日(水) 14:00~15:00
 あいさつや簡単な自己紹介などチベット語の超基本フレーズをチベット人が指導。
 約60分。

 2)「チベット文字で自分の名前を書こう!」
 日時:2008年10月23日(木)、10月31日(金) 14:00~15:00
 本やお経などの印刷に使われるウチェン(頭有)書体をチベット人が指導。
 自分の名前(好きな単語でも可)を書いてみる。約60分。

[試食]
 モモ(チベットの餃子、日曜日・祝日・11月8日(土)のみ限定販売)、
 カプセ、バター茶、チベット・ハーブティー有料試食及び試飲

[催事概要]
 催 事 名:「FEEL TIBET-チベットを感じる」
 会   期:2008年10月17日(金)~11月9日(日)
  (但し、10月25日(土)と毎週火曜日を除く)
 開館時間:11:00~19:00
 場   所:奈良県代官山iスタジオ
 (〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-36-10  TEL.03-3461-5550)
 (渋谷駅より東急東横線 代官山駅正面出口でて西へ徒歩2分)
 入場無料(ただし、一部の講演・トーク、ビデオ上演、体験レッスン、試食は有料とな
ります)
 主   催:FEEL TIBET実行委員会 info@feel-tibet.org

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2008.09.11

08年9月期のチベットもの番組(9/11改訂)

随時改訂します。

09/12(金) 16:05-16:50 NHK総合

「探検ロマン世界遺産 中国絶景の庭園」(再放送)

北京の頤和園。番組サイトはこちら

この庭園を築いたのは、18世紀、史上最大の版図を現出させた清王朝第6代皇帝・乾隆帝。希代のカリスマは、人工の巨大庭園にどんな意味を込めたのか? 秘密を解き明かすキーワードは「多民族国家」。そこには、チベット問題の根幹にまでつながる乾隆帝の壮大な構想があった。

09/14(日) 21:00-21:54 TBS
「世界ふしぎ発見」
ヒマーチャル・ プラデーシュ州のシムラ周辺らしいです。

---------------------放映スミ----------------

09/07(日) 19:58~20:54 日本テレビ
「世界の果てまでイッテQ!」
 「世界一辛い料理を食べ続けるとどれだけやせるのか」を実証するため、メタボを代表して森三中の大島美幸と黒沢かずこがブータンに行く。

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ゴルゴ13、チベットに現る?

長田幸康氏の「ぷちちべ」08.09.10号にて紹介されているとおり、9月10日発売のビッグコミック連載の「ゴルゴ13」の舞台はチベットです。

タイトルは「欲望の輪廻転生 前編」G13

舞台はネパールのムスタン。

チベット独立のための武装ゲリラ結成を狙う男たち。その目前になぜか不時着する飛行機。その中にはなぜか大金が。これで武器を買い、念願の武装闘争ができると・・・・・。

G132
反面、「お前は武装闘争を村人に説いているらしいが・・・ダライの示す道とは外れているぞ。暴力には慈悲で挑む心を忘れるなよ・・・」とたしなめる長老みたいな人も出てきて、一応の論点というかはしっかり抑えられているというか。

今週はここまで。

ゴルゴ13なのに、まだゴルゴは全く現れてません(笑)。今回は前編ということですが、中篇、後編なのか。それとも、次回が後編で、突然ゴルゴが現れ、一発撃って終わりになるのか。

ちなみに、ゴルゴですが、過去、チベットで高山病に苦しみつつも依頼をこなしております。
こちらをどうぞ⇒ 「ゴルゴ13もチベットでは高山病にかかった」

このストーリー自体はパンチェン・ラマ問題を扱っており、割とシリアスです。ツッコミどころは多々ありますが(笑)。

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