08年10月期のチベット関係TV
10/30(木) 08:30~09:00 BS11
INsideOUT「法王来日 チベット仏教を知る」
ラクパ・ツォコ(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表)
前日29日で放映されたものの再放送となります。
10/30(木) 08:30~09:00 BS11
INsideOUT「法王来日 チベット仏教を知る」
ラクパ・ツォコ(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表)
前日29日で放映されたものの再放送となります。
また暗い話です。
本日10/6日本時間17:30に、ラサから82kmのダムシュン県でM6.6の地震が発生。ラサでは震度5程度。現場では震度8にもなるかもとのことで、ラサでは地震直後に建物内にいた人たちが一斉に外にでて、安否を確認する人の通話が殺到して携帯電話がつながりにくくなる騒ぎに。(新華社の記事原文はこちら)。
現時点では、被災の状況については、死者30人以上。家屋倒壊100以上。
なお、ラサのポタラ宮やジョカンでは、壁に亀裂が入るとか柱が倒壊する等の被害は確認されていないとのこと。(西蔵信息中心の記事はこちら)。
また、ダムシュンには青蔵鉄道も走っているが、運行は通常通りとのこと。
地図はここから拝借。
ラサについては、一応外国人旅行者の立ち入りも許可されていますが、完全ガイド付ということで、実質監視下にあるということになります。
最近、英国のThe Guardianの記者がラサ、シガツェ、青海省の取材を許可されたとのことで、同紙のサイトにもいくつか記事がでてます。
"Six months after riots, tension high as armed police clamp down in Lhasa"(1 Oct,2008)
「暴動から6ヶ月、ラサでは警察が押さえ込む中,緊張は高い」となります。
動画付なので、ラサの町の様子もわかります。
内容のポイントだけ。
・暴動から6ヶ月、政府当局はラサは平穏な生活を取り戻したことを示そうとしているが、ジョカン寺には武装警察がパトロールしているような状態。
・経済的な不平等はラサにもあるが、それが民族間の格差となっている。ラサも例外ではないがチベット人は漢人の大量流入が生活を壊していると考えている。
・政府当局者はインフラ整備の進展などの経済成長を強調している。
・タシルンポ寺(シガツェ)にも取材にいったが、誰にも話しかけるなといわれ、また、こちらに話しかけようとする人もいなかった。治安の監視がきついため。
・青海省にも取材に行った。厳しい警戒は解かれていたが、外国人と話すことを怖がっていた。
・僧侶に話を聞くことができたが、声は使うなと言われた。「チベット人には自由はない。一言の言葉さえ話す自由はない。そういうことだ。自由は何もない」
ついでに写真についてはこちら。
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